もみじ葉を かなぐり捨てて 秋桜(あきざくら)

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The surrounding trees are wearing leaves stained red, but this cherry tree tosses them off and is making many flowers bloom. Uhufu!

最近あちらこちらで開花した桜を見受けます。

「秋桜」と書いても「あきざくら」と言っても普通にはコスモスのことを意味します。こんなに秋にも桜が咲くようなら、もう「秋桜」はコスモスのことではなく、本来の秋に咲く桜のことに戻しても良さそうです。

それともう一つ不思議なのは、この写真を見てもわかるように、秋桜の葉はすっかり無く、花だけですね。

今の時期、もみじの名所もやっと色づき始めて、本格的な紅葉のシーズンはこれからです。桜ももちろん葉を紅葉させて、そして落葉します。専門的なことはよくわかりませんが、桜は紅葉、そして落葉が他の木々よりも早いのでしょうか。ともかく花だけです。

秋桜も秋の薔薇と同じで、春のような豪華絢爛さはありません。花数も少なく、大きさも控えめです。

「姥桜」という言葉がありますが、読んで「うばざくら」。桜は、春先、先ず花を咲かせ、それから葉をつけ始めまます。だから最初は葉無し、「歯無し」にかけてできた言葉が「うば桜」。だからこの意味の「うばざくら」は春の桜を意味します。

ところが「うばざくら」は、漢字では「姥桜」と書きますから、「姥」つまり、年老いた女性のことで、「姥桜」は女盛りを過ぎても、なお色香を漂わせる女性を連想した言葉ですから、まさしく秋の桜、秋桜を意味します。それのほうが合うような気がしますね。

命、運命の儚さを知り尽くし、それでも時には恋心に悶え苦しむことはあっても表に出さず、楚々として咲く花のようでありたい、何も女性だけではありませんが、そんな老いらくの恋は、やはり女性に託したほうが良さそうです。

桜って、本当にいろいろなことを考えさせますね。

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