烏瓜 夕日で更に 唐朱色

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Karasuuri is illuminated by the setting sun and it is more vivid vermillion.This haiku is a Japanese word game.

カラスウリは日本のちょっとした里山にはよく見かける植物です。今この時期には真っ赤と言うか朱色に染まった実は人の目を惹きつけます。

カラスウリは漢字で書くと「烏瓜」とも書くし、「唐朱瓜」とも書きますが、「烏瓜」の方がポピュラーです。

名前の由来から言えば「唐朱瓜」で、この色鮮やかな朱色が、学校の書道の先生が朱色の墨汁で訂正してくれたあの朱色、つまり中国から伝来した「唐朱墨」という朱色からとって「カラシュウリ」→「カラスウリ」→「烏瓜」になったんだという説が最も有力です。更に凝った説によると、この「唐朱墨」の原料である鉱石の形までが似ているからだということです。

カラスウリはこの実の鮮やかさに惹かれ、「実」がもっぱらの話題になりますが、「花」がまたこれ、妖艶と言ったらいいのか、幽玄と言ったらいいのか、実に神秘的な花で、写真のように、花びらがレースの羽衣を着込んだような形をしていて、それも夜が更けてから咲くものですから、ますます神秘性を帯びるわけですね。

雌雄異株といって、雄株と雌株が別々で、夜になると先ず雄花が花開き、一時間ほど経つと雌花が咲きます。

口先の長いスズメガが先ず雄花の妖艶さに引き寄せられ、そして雌花が咲くとより甘い蜜を求めて花粉を運びます。

この自然の妙たるや、ただただ感嘆するしかありません。

そんなことで、今日は俳句の本筋とはちょっとずれた言葉遊びになりました。

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