窓の外 秋に広がる ハイネの詩

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After listening to Heine ‘s lyrics and Schubert’ s “Shadowmaker”, the autumn scenery outside the window blew away the atmosphere of heavy songs at once.

「秋を愛する人は心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人」

『四季の歌』ですね。1970年代半ばに大ヒットしました。歌手の立川清登がラジオ放送で視聴者からこの曲をリクエストされ、知らなかったので口ずさんでもらったところ、立川が大感激。すでに街頭で歌っていた菅原やすのりや芹洋子などもテレビ番組などにも駆り出され、空前の大ヒットとなったわけです。

芹洋子はこれを中国で歌うとこれがまた大ヒット。ここに出てくるハイネがマルクスと友人だったこともあって、まだ毛沢東の影響力があり、当時文化大革命のあおりで暗い社会になっていた中国社会にひとすじの光明を与えたわけですね。

今の若い人にはハイネの重苦しい詩は受けないでしょうね。シューベルトと同い年で親交もあって、シュベルトは彼の6編の詩に作曲し、後に『白鳥の歌』の中に収められました。

中でも最後の『影法師』はシューベルト歌曲の傑作と言われていますが、31歳で早逝した彼の遺作で、聞いていても居た堪れなくなるほどの重苦しさです。

それをまた聞いちゃいました。

うーんと滅入っていて、ふと窓の外を見た時、そこに広がる秋の清澄な景色のなんと清々しいこと。『影法師』はやはり傑作です。

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