きびなご を 炙りながらの 囲炉裏酒

It is also fun to drink and chat while baking a fresh Kibinago fished on the hearth in a cold day.

この時期の季節の魚といえばイカナゴトとキビナゴです。

イカナゴは内海、特に瀬戸内海などを回遊するので、1月下旬から2月上旬に解禁になると、2cmから3cmくらいのイカナゴを取って阪神間では釘煮などにして食べます。このイカナゴも年々漁獲量が少なくなり、1kg当たりの値段も、5年ほど前は1,000円を切っていましたが、今年は2,000円を超えています。

一方キビナゴは4月から6月にかけて太平洋岸に沿って産卵場所を探しながら北上します。写真のキビナゴはもう10cmくらいの大きさになっていて、お腹には卵をいっぱい抱えているのでちょうど食べごろです。今の時期にこのくらいのキビナゴが取れるわけですから、これも温暖化の表れかもしれません。季節季節の魚から気候の変動を読み取れるわけですね。

囲炉裏を囲んでキビナゴを焼きながら飲むお酒は、酒好きの人にとっては堪らないらしいですが、下戸にとってはもくもくと食べるのみです。

 

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