ただ一輪 荒れ野にポツン 花菖蒲

A single Japanese iris is blooming in a wild field bathed in the spring sun. I am even impressed by the stunned standing figure.

草ぼうぼうの休耕地にたった一本花菖蒲が花を咲かせて立っていました。まだ4月とは言え、汗ばむ陽気で萎れることもなく凛とした立ち姿は立派です。昔植えた名残なのか、誰かが植えたのか、ただ一輪というのが不思議です。

ただ、これショウブ(菖蒲)なのかアヤメ(漢字は菖蒲)なのかカキツバタ(杜若)なのか、はたまたアイリスなのか。アイリスと他は見分けが着くのですが、後は難しい。

ショウブも菖蒲湯のショウブとは違うようで、菖蒲湯に使うショウブはサトイモ科。紛らわしいのでアヤメ科のショウブは花菖蒲と呼んで区別するようです。漢字で書けば花菖蒲のショウブもアヤメも同じ。ああややこしい。

花菖蒲は陸生で、カキツバタは水生、アヤメはその間というように生育する場所である程度の区別はつきますが、これも色々。

ともかく、句の花も花菖蒲と書きましたが、自信はありません。

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