水仙郷 座る人無き 緋毛氈

Narcissus in the Suisen-kyo is in full bloom. But, as it is too cold, there are no people sitting on a flat chair with red carpets there.

近くの公園で「水仙祭り」が開催されているというので出かけました。

車を降りると寒い寒い。襟巻きを忘れたので、首筋が冷え冷えします。

約60,000株の日本水仙(ニホンズイセン)が、斜面一面に可憐な花を咲かせ甘い香りを漂わせる「水仙郷」は今が見頃。

いつもなら汗が出る上り道も冷たい風が体をいっそう冷やします。途中出会う人もなく、「祭り」にしてはあまりにも寂しい。やっとたどり着いた「水仙郷」にはカメラを首から下げたおじさんが一人。なんで? あまりにも寒いので見合わせているのかな。

少し離れた所にワゴンの屋台が出ていて、若い男女の二人連れが甘酒を飲んでいる。体を温めるためにさっそく善哉を注文。200円也。あったか~い!200円が申し訳ないような、美味しくて体が温まり、助かる思いです。

それでもこの人での少なさは合点がいきません。この頃は寒いのが当たり前。それでもこの水仙を見るために例年ならもっと人が来ているのに。何かの間違いなのか、合点の行かぬまま公園を後にしました。

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