初蝉の 声を散らすや 滝しぶき


I can hear the first cicada’s cry mixed with the sound of the waterfall that increased due to the rainy season.
今日は7月1日、2018年も半分は過ぎ去った。一昨日6月29日には、関東甲信地方が梅雨明けだそうで、記録が残る1951年以降では最も早い梅雨明けだそうだ。これまで最も早かったのは2001年の7月1日で、昨年より7日、平年より22日も早いという。沖縄、奄美地方の6月梅雨明けは珍しくないそうだが、本州の6月梅雨明けは初めてだという。何か最近このような記録破りのことがとみに多くて、これが、一地域性のことなのか、日本全体、地球全体のことなのか、なんだか心配になってくる。
そういえば、今日の俳句にも詠んだ通り、山中とはいえ、初蝉の声をこんなに早く聞いたのも初めてではないだろうか。個人的なことで、記録を取ってのことではないので何とも言えないが、初蝉の声を聞いたら必ず梅雨明けだ。ここは関西だから、間もなくここも梅雨明け宣言が出ると思う。
昨日は、これもびっくりしたが、夕方仕事に出ようと、小雨が降っていたので傘をさして出たんだが、突然俄かにかけ曇りの形容そっくり、近くで雷がしたと思う間もなく、それこそバケツから水を浴びせるような雨と突風が吹いてきて傘もまともにさせない。10mほど離れた駐車場に着いた時には頭から足の先までずぶ濡れ。靴に雨水がたまってゴボゴボ。
車を1kmも走らせたか、道はすっかり乾ききっていて雨の跡形もない。背後の空は大鬼のような積乱雲がいくつも立ち上って追っかけてくる。進行方向はとみれば、綿雲がところどころかかってはいるが青い空が広がっている。
こと左様に、わが1日の体験だが、これまた異常。
今日は打って変わって朝から晴天。今日あたり、関西も梅雨明けと気象庁が発表するぞ。掛けてもいいよ。