この暑さ 浮き世もよそに ヒツジグサ


Water-lily is quietly blooming in the pool of the park where you can hear the voices of children basking in the water.
今日は「盆入り」の日で、「迎え日」である。
と言ってもこれは、これは旧盆であって、東京方面は新盆で行うそうだ。
暦に新暦と旧暦があるのに合わせた日取りで、今はほとんどすべての行事が新暦に基づいていることが多い。
新盆は、7月13日が「盆入り」、7月16日が「盆明け」。旧盆は、8月13日が「盆入り」、8月16日が「盆明け」である。そして、いずれも間の14日、15日が「中日」という。
お盆に限っては、旧盆が幅を利かせているわけだが、新盆のあたりは、祇園祭や、天神祭りのように神道系のお祭りが目白押しで、さあこれからいよいよ夏だぞ、頑張らなくっちゃというので、新盆の影が薄い。
それに比べて、旧盆は8月中旬の夏もピークの頃で、このあたりでひと休み、「盆休み」にしようかということで、日本全国、会社も仕事もお休みになる。
故郷に帰ってお盆を祭り、お墓参りをし、昔馴染みと寛いだりとのんびり過ごしすことができる。
今日もニュースで言っていたが、日本人はどうも休みを取りたがらない。政府もだいぶ前から休暇を取るように奨励しているが、このお盆の時期でも、丸まる1週間休みを取る労働者は50%を満たないそうだ。
フランスなどは1カ月くらいの休暇を取るのが普通だそうで、日本は国際水準からすると、休暇の取り具合は最低ランクだそうだ。
しかし、どちらがいいのか。国民性の違いの原因はいろいろあって、日本には日本の特質がある。
日本人は働くのが面白いんだ。それに比べて、西洋人は、仕事は生きるため、食うためであって、決して面白いことではない。だから「レジャー」が必要なんだ。憂さ晴らしだね。
なーんて言っていたら、今の時代、笑われるかね。
精霊流し』でも聞くとするか。