向日葵は ゴッホも夢みた ユウトピア


Sunflowers are in bloom as far as the eye can see. Whenever seeing them, I think of Van Gogh. I’m sure that the sunflower is the only thing to find the heart base for him. As it were, the sunflower was utopia for him.
なんか冷え冷えする朝だ。夕べなどと薄い夏蒲団では体が冷えて、急遽毛布を取り出したくらいだ。
来週あたりからまた暑さもぶり返すと予報しているから、ひと時の憩いといったところだろう。
さて、ヒマワリ。
ヒマワリは夏の真っ盛りを象徴する花だが、結構息が長く、見頃は7月中旬から8月中旬と言われているが、最盛期は8月下旬だから、今頃が一番の見どころかもしれない。
沖縄などは1月下旬から2月初めにヒマワリ祭りが開催されてるところがあるそうだし、反対に北海道は10月くらいが見どころというところもあるそうだから、日本列島全体で見れば1年間咲きっぱなしということになる。
ヒマワリと言えば、思い出すのはゴッホ。
一時ゴッホの虜になって、絵画集や書籍を集めまわったことがある。
筆タッチの荒々しさというか力強さ、さらに色彩の鮮やかさに引き付けられた。
中でも、ヒマワリをテーマにした作品群はいろいろな曰くがあり、語り出したら切りがない。
日本の保険会社が52億円出してその一つを買ったということで話題になったことがあるが、52億円の出所を考えるとうーんと考えざるを得ないが、ゴッホは日本では異常人気で、ゴッホ展を開催すれば必ず何億円かの収益が出るというから、元は取っているかもしれない。
ゴーギャンとの2カ月にわたる同棲生活の中で生み出されたヒマワリの絵は、ゴッホの作品群の中でも傑出している。ゴーギャンをかなり意識した結果であろう。
ゴーギャンの気を引く為に書いたという評が多いが、そうではなくゴーギャンをぎゃふんと言わせたかったからだとぼくは思う。
ゴーギャンは実物を写実するよりも、実物を抽象化して頭に浮かんだイメージをキャンバスに描くが、ゴッホは写実派だ。まるで画風が違う。
頼み込んで同棲してもらったゴーギャンとの共同生活も2カ月で破綻したのも当然だと言えば当然の結果だが、互いに非常に影響しあったことは確かで、ゴーギャンにもその後ゴッホの影響を受けた痕跡が見受けられるし、ゴッホもその後の画風が一変している。
今日はもうこの辺で置いておこう。