鮎が跳ね 釣り人ひとり 刷毛(はけ)の空

An angler is fishing an ayu, a sweetfisf, in the clear stream. The air also is clear and brush clouds are drifting in the sky and it is a sign of autumn all the way.

今朝方は寒くて目が覚めた。横着者だから夏布団のまま寝ていて、しかも窓という窓は開けたままだから、当たり前といえば当たり前だ。寝ぼけ眼をこすりながら間(合)の布団と毛布を取り出して横になるとすとんと眠りにつけた。

まだなんとも言えないが、こんな秋の迎え方は珍しい。いつもはこの時期まだまだ暑く、年によったら10月まで暑さが続いたように思う。今日の写真のような刷毛雲もだいたい10月ころに見かける雲で、そういう意味でも今年の秋の訪れは早いようだ。川下の先にまだ夏雲の名残が写っているが、海はまだ夏を留めているのだろう。

鮎も、一番美味しいと言われるのは夏の初めの鮎で、長良川の鵜飼に代表されるようにこの頃の若鮎は香りもよく「香魚」と呼ばれる所以でもある。

しかし、今のこの時期の鮎は「さびあゆ」と言って、橙色と黒が混ざったような色をいていて、香りも見かけも若鮎に負けるが、脂が乗っていてとても美味しい。

また、この時期の鮎を「おちあゆ」ともいう。産卵のため川を下り、そこで産卵受精して、一年という短い一生を終えることから付いた名だ。しかし、中には川で越年する鮎もいるそうで、それも全部雌だそうだから、

鮎も雌は強い。