爪染めて 何処へ散ったか 鳳仙花

Where did the girl who painted the nail red with Housenka go?  I hope her to live healthily wherever she went.

花言葉「私に触れないで」にあるように、実が熟すと皮と実の細胞の膨圧の差が蓄積され、何かちょっとした刺激を受けるとパッと弾け、種を遠くへ飛ばすこの特性が昔から人の目を引いてきました。

赤い花は、昔から女の子が爪を染めるのに使っていたため、ツマクレナイとかツマベニとも呼ばれ、年頃になった少女が爪を赤く染めるようになり、やがて恋心を抱くようになり、そして弾け散るという女性の変化を見る思いで鳳仙花を見てきたのでしょう。

加藤登紀子が歌った「ほうせんか」は韓国民謡からアレンジしたものですが、韓国では、秋にこの鳳仙花で赤く染めた爪が初雪まで色が残っていれば恋が実るという、とてもロマンティックな伝承があります。

さだまさし、島倉千代子、中島みゆき、ボカロの黒澤まどかなども「鳳仙花」を歌っています。どれも悲しい歌ですが、女性の定めがそうなのか、そのほうが人から共感を呼ぶのか、いずれにしろ秋と言う季節には合った花であり、歌であり、エピソードです。