錦秋の 高野を照らす 金灯篭

Koyasan Temple is completely in the atmosphere of autumn. Among them, it is the golden lantern of Miedo that stands out conspicuously.

高野山口の久度山町のお蕎麦屋さんで「大阪冬の陣」と名打った真田幸村ファンの集いがありました。せっかくなので集いが始まる前に秋の高野山を訪ねました。


あたりはもうすっかり晩秋の装いで、壇上伽藍の中門をくぐると朱塗りの大塔が夕日に光り威風堂々の佇まいです。その北隣にある御影堂(みえどう)の軒下に列ぶ金色の灯籠に明かりが灯り、空海さんが中で念仏を唱えておられる姿が彷彿とします。高野山では一番のお気に入りです。


御影堂は重要文化財に指定されていますが、過去幾度も火災にあい、現在の建物は今から150年前の徳川時代に再建されたものです。


もう夕方ということもあって人影もまばらでしたが、ここでも相変わらず外国人の観光客が目立ちます。中国人らしき観光客は比較的若い方が多く、西洋人は年配者が多いということに気づきました。


夕日が落ち始めましたので、明るいうちにと下山を急ぎました。