剪定を 終えて寒々 大クヌギ

The large Qunugi which finished pruning stands rising in the blue sky of late autumn. It looks very fresh but cold.

12月もいよいよ半ば。夜ともなれば大阪の繁華街にも沢山の人が繰り出していて、いたるところでクリスマスツリーやソングが聞こえてきます。しかし昔ほどの賑わいはありません。世の中が落ち着いてきたのか、懐具合に余裕が無いのか。若者の数がグーンと減っているのも特徴です。

外国人がやたら多い。これも顕著な特徴です。先日も改正入管法が可決しましたが、年を追うごとにこうした風景が当たり前になるのでしょう。良いのか悪いのか。日本の人口がどんどん減り、労働力不足を補うには仕方ないことでしょうし、いずれ日本もアメリカのように多国籍国家になるかもしれません。

グローバルに考えるとそれもまた良いのかもしれないとも思います。国家なんてもともと権力者の縄張りで、一般市民には迷惑な事が多い。アメリカの国境沿いの道路を群れをなしてアメリカを目指す人達を見ていると、日本は地政学的に、こういう光景に出食わすことはないにしても、これに近い状況にはなるかもしれません。

21世紀も5分の1が過ぎようとしている今、日本そして世界は大きな岐路に立たされているのは事実です。

今日の大クヌギ。散髪して丸坊主のヤンチャ坊主そっくりです。清々しい反面、みただけでもブルッときます。