若草に 天を仰いで 旅寝かな

It is a time when it still feels chilly, but on the plateau where the sun is sunny, young grass grows all over. Lying there and look up at the blue sky,my heart spreads to the heavens.

里山の高原はまだ肌寒さが残ります。しかし、若草が一面に広がり、春の陽光が射すと体も自然に温かくなります。ごろんと草むらに横たわっても意外に温かいです。

真っ青な青空を白い薄雲が流れていきます。あちらこちらから桜の開花を知らせるニュースが届いていますが、ここの山肌には桜の木々がやっと芽を吹き始めたばかりで、柔らかな肌合いを保っています。

春の気候は三寒四温とは良く言ったもので、実にその通り、2,3日晴れたかと思えば、2,3日は雨模様で、気温も時には20度を越えたり、逆に霰が降ってきたり、ちょっとコントラストが激しいようには思います。

今こうして、青空を眺めていると

Spring ocean  swaying gently  all day long. (春の海 ひねもすのたり のたりかな)

蕪村の句がふと頭を過ぎりました。英訳は三浦ダイアンさんです。