吾亦紅(われもこう) グラスに挿して 偲ぶ歌

I cut Waremokou flowers in the field and put them in the glass. Because I remembered the song that Sugimoto Masato sang. During I was listening to the song, I regretted that it is the best to have them swaying in the wind.

吾亦紅の花が道路沿いの畑に咲いていました。

「さらさらゆれる吾亦紅」、2007年の紅白歌合戦で最高齢者の初出場者として杉本真人が歌ったのがこの『吾亦紅』です。とても印象に残りました。

それまで全く無名の歌手が北海道の演奏会で人気を得、瞬く間に広がったそうです。離婚間近のダメ息子が強く生きた母を偲ぶ歌です。

数本切って家に持ち帰り、グラスに挿しましたが、やはりだめです。さらさら揺れる吾亦紅ではありません。春風に揺れてこその吾亦紅です。

「やはり野に置け蓮華草」で、野草は野にあってこそ活き活きするのです。可愛そうなことをしてしまったと『吾亦紅』を聞きながら後悔した次第です。