虫達が 花見に繰り出す サクラタデ

Tade flowers are in full bloom in the waterside area.  Although it is a small flower of 3-4mm in diameter, it looks just like a cherry blossom.  It is the same kind of seed that comes out in a saying, “There’s no accounting for taste.”, but there are many small insects.

水辺にサクラタデの一群が花をいっぱいに付けています。直径3~4mm位の小さな花です。しかし拡大すると桜の花にそっくり。いや、もしかしたら桜の花より美しいかもしれません。まさに「蓼食う虫も好き好き」で、虜になる花です。

「蓼食う虫も好き好き」と言ったら、あまりいい意味では使われなく、よくもあんな女になんて、なんて物好きな奴だくらいにしか使われません。

しかし、このタデ、たいていの皆さんはお寿司屋さんや小料理屋さんでお目にかかっているはずです。お造りに添えてある、赤紫掛かった小さな芽のような葉っぱの添え物で、口にされない方も多いようです。これは赤タデで、すこし苦みがあり、薬効成分たっぷりの葉っぱなんです。この苦みが「蓼食う虫・・・」になったんですね。九州朝倉市が一大産地で、けっこう高値で取引されているそうですよ。アユの塩焼きには欠かせないものです。

サクラタデは食用にはしませんが、噛むとほろ苦く、タデの仲間と分かります。小さくて、つい通り過ごしてしまうような野草ですが、実に綺麗な花です。