もうすっかり夏だ。空には綿菓子のような雲があちらこちらに浮かび、地平のかなたには入道雲がもくもくと立ち上がり真っ白に輝いている。空気は澄み切ってはるか遠くの山並みもくっきりと見渡せる。照りつける陽光は汗ばみを許さないほど強烈だ。
あれっ、今歩いている道はどこだっけ。ナスビとトマトが両側に植わった畑道を小学生が二人、じゃれ合いながらこちらに向かってくる。「こんにちは」、言葉をかけるときょとんとした顔がかわいらしい。見たこともない顔だ。あたりまえだよな。だからきょとんとしているんだ。どうも終業式の帰りらしい。二人とも通知表を開いたまま団扇代りに煽いでいる。
いいなあ、いちばん嬉しい時だ。あすから夏休み。成績なんてどうだっていいんだ。思いっきり遊べるんだものなあ。でも、日記だけは書くんだ。絵日記がいい。絵が好きだから、ナスビとスイカと、ええっと、そうだ、アサガオの絵は絶対書くぞ。ナスビの紫と、スイカの赤と、アサガオの空色、この色が好きなんだけど、どうしてもこの色が出せないんだよな。去年の夏休みにも挑戦したんだけど、とうとう出せなかった。今年こそ、ぜったいこの色を出してやるんだ。早く日記帳を買わなくちゃ。・・・いつの間にか小学生の時の原風景が夏空いっぱいに広がっていった。
こうしていくつ夏を越してきたのか、そしてこれからいくつこんな夏を越していけるのかなあ。
おーい、きみたち、ぼくにもきみたちのいのちわけてくれないかなあ。
santaさん
こんんちわ。
全国的に 梅雨明けしましたね。
そして 学校も夏休みですね。
私の絵日記には 必ず花火がありました。
なつかしいなぁ・・・。私も 昔にもう一度もどってみたいなぁ。
自分が年をとったなぁって感じてしまいます。
Dear santa
こんばんわ^^
毎日暑いですね。
今年愛息は中学生になりました。
幼稚園の頃や、小学生の頃に書いた絵日記を
大事にとってあります。
ときおり、眺めては、懐かしく思います。
幼かった日、自分が描いたあの暑い夏の絵日記を、だぶらせて・・・^^
私は、大好きな・・・ふわふわにきめ細かい、いちごみるくのかき氷をかいてましたね^^