ご同輩に贈る詩

YOUTH

Youth is not a time of life-it is a state of mind; it is a temper of the will,a quality of imagination, a vigor of the emotions, a predominance of courage over timidity, of the appetite for adventure over love ease.

No body grows only by merely living a number of years; peoples grow old only by deserting their ideals. Years wrinkle the skin, but to give up enthusiasm wrinkles the soul. Worry, doubt ,self-distrust, fear and despair-these are the long ,long years that bow the head and turn the growing spirit back to dust.

Whether seventy or sixteen, there is in every being’s heart the love of wonder, the sweet amazement at the stars and the star like things and thoughts, the undoubted challenge of events, the unfailling childlike appetite for what next, and the joy and the game of life.
You are yang as your faith, as old as doubt ;
as young as your self-confidence, as old as your fear;
as young as your hope, as old as your despair.

So long as your heart receives messages of beauty, cheer, courage, grandeur and power from the earth, from man and from the Infinite so long as your young.

When the wires are all down and all the central place of your heart is covered with the snows of pessimism and the ice of cynicism, then you are grown old indeed and may God have mercy on your soul.

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Given to Mc Carthur some years ago by John
W. Lewist is based on a poem written by the late
Samuel Ullmann of Birmingham, Ala.
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青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。
若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、
安易(やすき)に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。
人間は年齢(とし)を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老いるのである。
歳月は人間の皮膚に皺を刻むが情熱の消失は心に皺を作る。
悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させ、
雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。
六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、驚きへの憧憬・夜空に輝く星座の
煌きにも似た事象や思想に対する敬愛・何かに挑戦する心・子供のような探究心・
人生の喜びとそれに対する興味を変わらず胸に抱くことができる。
人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。
自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。
希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。
自然や神仏や他者から、美しさや喜び・勇気や力などを感じ取ることができる限り、
その人は若いのだ。
感性を失い、心が皮肉に被われ、嘆きや悲しみに閉ざされる時、人間は真に老いるのである。
そのような人は神のあわれみを乞うしかない。

http://home.h03.itscom.net/abe0005/ikoi/seishunn/seishunn.htm

えのき氷

何曜日だったか、NHKに「ためしてガッテン」という番組がある。夜8時の番組で、この時間、受験生を看ているのでめったに見られないのだが、たまたま時間が空いたのかチャネルをひねるとこの番組だった。
話題は「えのき氷」という耳慣れない調理番組で、エノキダケ300gに400mlの水を混ぜてミキサーにかけ、ペースト状にしたエノキジュースを30分ほど火にかけてあとは冷やす。それを製氷皿に流して冷凍庫に入れると出来上がるという。
それを味噌汁に入れたり、カレーライスに入れたり、キノコご飯にしたり、とにかく何に入れても美味しく、中性脂肪は減るやら、余分なコレステロールは除けるやら、いいことだらけ。
その真偽はともかく、作り方も簡単だし、おもしろそうだし、さっそく翌日この「えのき氷」作りに挑戦とあいなった。
近くのスーパーに行くと二度びっくり。エノキダケが入口付近に山と積まれている。商魂たくましいというか、昨夜のNHK番組を知っての作戦に違いない。
普段はいくらで売っているのか知らないが、一袋300g位であろうか、58円は安い。ともかく3袋買って、勇躍家に持ち帰り、作り方を確認するためにパソコンを開いたら、あるはあるは、「えのき氷」の検索に引っかかるWebページがごまんとある。ぼくが知らないだけで、もうすでにこんなにも知られているんだ。
氷にするのは保存するためだそうで、製氷皿に盛った残りでさっそく野菜スープの出汁代わりにしてみた。味に鈍感なのか、テレビのタレント達が騒いでいたほどには美味くはない。まあしかし美味いんだろう。エノキダケの味は残っているし、若干甘みもある。
しかし思うんだが。誰がこんな調理法を考え出したんだろう。このことのほうがよっぽど気になった。キノコをジューサーで粉砕して、とろ火で長時間煮ると、美味しくてしかもキノコキトサンとかトレハロースが効果を出し、中性脂肪やコレステロールが減り、血液がサラサラになるなんて、額面通りにはにわかには受け取れないが、人の知恵には感服した。
たぶん多くの食品が、こうした人知の集積なんだ。歴史に名が残る発明発見とこうした衆知が合わさって今日の世界があることを再認識させられた。
落ちがあります。
3日後同じエノキダケの袋が98円になっていました。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/recipes/R20111109_01.html

TPPに参加すべし

TPPに参加すべきか否か、今や国論を二分して喧しい。
大まかに言って、輸出を生業とする産業界は参加に賛成。輸入によって打撃を被ると考えられる分野に人たちは反対といったところだ。
旗振り役は一方が経団連に対して農協といったところか。もちろん事情はそんなに単純なことではなく、医療、法律、介護、雇用など様々な分野に関わってくるわけで、大げさに「第二の開国」とさえいう人までいる。
この問題はもう1年以上も前から俎上に上っていたわけだが、このところなんだか駆け込み論議といった感がある。途中「東北大震災」があり、TPPどころではなかったという筋もあるが、果たしてどうか、多少はそんな事情もあったであろうが、日本特有の「盗人をとらえて縄綯い」が実態であろう。
かくいうぼくもTPPに関心を持ったのも最近で、メディアを通して知れば知るほど本当に難しい問題だとつくづく思う。
800%近い関税に守られている米をはじめ多くの農産物は手厚く国内で保護されているが、関税が取っ払われたら海外から安い農産物がどっと入り込んできてひとたまりもない。いやそんなことはない、品質や安全性が違うから大丈夫だという意見もあるが、多くの庶民はそうはいっていられない。多少品質が落ち安全性に不安があっても今やますます安いに越したことはないという台所事情だ。
日本農業を守るためという名目で「戸別所得補償制度」が実施されるそうだが、さらなる補償を手当てしなければ到底守り切れるものではない。ただでさえ保護に次ぐ保護で温室育ちの日本農業はますます自立できなくなること請け合いだ。
そのほか医療、法律、介護、雇用もそうだが、医療保険制度が崩れるとか、労働条件が厳しくなるとか様々な理由で反対するが、結局は国内法で何かと保護されてきた既得権益が無くなることで反対しているようにしか思えない。
大局的に見れば、これから先も輸出でしか生きていけない日本はTPPに参加し、むしろ積極的に貿易自由化の方向に向かうのが得策だと思う。
反対派はどう見ても既得権にしがみつこうとして国民的・国家的観点には立っていないようだ。国際社会の荒波に揉まれたほうがよい。
それだけではない。これから先の外交戦略の面からも、アメリカの魂胆はともかく、アメリカと手を結んでいくのが、対中国政策にも有効に作用する面があるように思う。
今の中国はやはり危険だ。
アメリカは日本よりも中国に関心があるからアメリカに傾斜しないほうが良いという意見もあるが、それは経済面だけのことで、思想信条面、国家体制という面では中国とは相いれないと思っていると思う。