漆黒に 紅葉浮き出る 鞍馬山

* スマホの方は指で拡大できます。

The autumn leaves lighted up from the train window of Eizan Electric Railway heading for Kurama Temple can be seen spectacularly. A cheer go up from the car and everyone is taking pictures with cameras and smartphones.

京都の出町柳から鞍馬寺に向かう叡山電鉄鞍馬線から見る紅葉は圧巻です。

シーズンになれば2両編成の電車はお客さんでいっぱい。特に市原と二ノ瀬間の両側に見える紅葉は最高で、車内からは歓声の連続です。最近はシーズン中の夜間にライトアップされた紅葉を鑑賞できるということで、夜間にも人が溢れています。今年は11月25日までライトアップされるということを偶然知り、今日が最後だとさっそくということで出かけました。

叡山電鉄に乗るのも久しぶりで、電車はグレードアップされ、外観も観光向けで、座席も窓に向かって回転できるようになっていて、その変わりようにまずびっくりしました。

市原と二ノ瀬間は社内の電気が消え、進行速度も緩めて、車窓から紅葉をゆっくり鑑賞できるという粋な計らいもされています。運転席の真後ろでスマホの動画を回したのですが、操作を誤ったのか、後で見ると真っ黒。がっかりです。

終点の一つ手前、貴船口でほとんどの人が降りるので不思議に思ったのですが、とりあえず終点鞍馬駅で降りたのですが、お客も少なく、駅周辺は店や食堂も明かりを消し閑散としたもの。貴船口でたくさんの人が降りた訳が分かったような気がします。

降りて調べた訳ではありませんが、以前の記憶から、貴船川が流れ、夏には川の上に設けられた座敷で食事もでき、もちろん紅葉も見事なはずです。下調べせず馳せ参じた稚拙さを恥じるのみです。

「先達はあらまほしきこと」と兼好法師が言いましたが、実感した次第です。

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