曼殊沙華 ― ひがんばな、まんじゅしゃげ、まんじゅしゃか ―

今日9月20日は秋のお彼岸の入り。秋のお彼岸と言えば彼岸花だが、この彼岸花にも異変が起こっている。
例年であれば、お彼岸(秋分の日を挟む前後7日間)のピークに見頃となることが多いが、今年は9月下旬から10月上旬にかけて見頃を迎える場所が多いと予想されている。
彼岸花は、日中の気温が20~25度前後になると開花が促進されると言われているが、今年は9月に入っても気温が高い日が続いた影響で、開花が遅れたと考えられる。
場所によっては既に満開に近い場所もあるが、多くはまだこれからという状況。

彼岸花と言えば思い出すのが、

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二百十日(にひゃくとおか)

二百十日(にひゃくとおか), こんな言葉を知っている人もめっきり減った。
ここ2,3十年の間に日本の気象状況がすっかり変わってしまったせいだ。連日の35度を超す猛暑日熱中症警報線状降水帯警報などなど、この夏中テレビを捻れば必ず日本のどこかで、場合によっては日本全国でそういう異常気象に見舞われているとういうニュースが飛び込んでくる。二百十日だけが厄日ではなくなったのだ。
そんな中、この二百十日にまつわる祭りが富山県富山市八尾町で開催された。おわら風の盆である。
毎年9月1日から3日にかけて二百十日の風の厄日に風神鎮魂を願う祭りである。今年は人口約1万9千人の町に、なんとその10倍の19万人の観光客が押し寄せたというから驚きだ。
*コロナ禍前は30万人という記録がある。

我がブログ『水のごとく風のごとく』の中に「二百十日」(2016年9月4日投稿) の記事を見つけました。ご覧ください。

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