昼は銀 夕は黄金の 枯れすすき

Kare-susuki, which was shining silver in the day, is shining gold with the sunset.Thus autumn will gradually deepen.

和歌山県の有田川町と紀美野町との境界に広がる「生石(おいし)高原」(山腹に高さ50mの巨岩があり、これが大石「おおいし」、「おいし」となったとか)は、関西随一といわれるススキの名所です。

主峰、生石ヶ峰(標高870m)の裾に広がる大草原は広さ13ha(甲子園球場10個分)にもおよび、毎年秋になると一面がススキに覆われ、大勢の行楽客やカメラマンで賑わいます。

とくに夕日を受けてススキが黄金色に染まる頃は最高で、元日の初日の出とともに人気を二分するほどです。

写真は夕方5時過ぎくらいに撮ったものですが、やがて日が沈み、夜の帳が降りる頃には満天の星が煌めき、眼下の有田市の夜景と相まってもう別天地です。

とともに、深まりゆく秋になんとも言いようのない寂しさがよぎるのも事実です。

朝見たNHKのドラマ「まんぷく」の咲姉ちゃんの最期の場面が、余りにもリアル過ぎてずっと頭にこぶり付いていたからかもしれません。

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