When I look at the white clouds far away in dipping my feet into clear stream, I remember many memories of summer vacation.
この歳になってもこの時期になるとワクワクしてくる。たしか7月20日が1学期の終業式で、21日から夏休み。途中2,3日登校する日があっても、まる6週間休みなんだから、それだけでもうれしいし、海にも行きたい、山にも行きたいと、そんな予定があるとなおさら。「夏休みの友」と日記が宿題の定番で、「夏休みの友」は後に残すのは嫌だから、4,5日でささっとやってしまう。日記だけはそういうわけにはいかないが、これは余り苦痛でなかった。上に絵を描くスペースがあって、下に日記を書く欄がある。絵が好きだったし、文章を書くのも嫌いではなかったのからだろう。それとラジオ体操。近所中の子供たちが道路の四辻に集合して、ラジオから流れるラジオ体操の号令に合わせて体操をする。道路の四辻なんて、今こんなことができるんだろうか。そしてラジオ体操が終わると、班長さんに判を押してもらって、道路掃除が始まる。と、こんな毎朝だ。
今は違う。小学校はよく知らないが、中学校は6週間も夏休みはないし、高校ならもっと短い。それどころか、塾に通っている子なら、夏期講習がどうのこうのと、2週間も休みがあればいい方。どうして、こんなに勉強をさせるのだろう。夏休みがあるから、学校とは違った様々な体験があるだろうし、それを通して創造力も生まれるだろうし、大げさに言えば、生きる力を養える。と、思うんだが、年寄りの冷や水なんかなあ。