白鳥(しらとり)が 暮色に一点 秋深し

A white duck is standing in the pond where the sun goes down and the dusk approaches. Will there be its roost at this time of autumn deepening?

今朝の気温は3度。一気に秋も深まり、各地からも初雪の便りがちらほら。いよいよ冬の到来です。それでもイチョウに木々には葉を止め、やっぱり気温上昇の影響かなと思わせます。

昨日も買い物帰りに立ち寄った日本庭園にも紅葉がしっかり残っていて、暮色にいっそう紅さを増しています。アヒルが一羽、ねぐらを探しているのか、池の淵を行ったり来たりしているのが目に付きました。白さが目立ちます。なんとなく寂しい光景です。

昼間はどこも人出が多いですが、こうして夕闇が迫ると一気に人出も無くなります。晩秋ですね。

古来から多くの歌人や文人が歌い語ってきた秋の黄昏。今目にするこの光景も、年代により様々なんでしょうね。人生と重ね合わせ、やるせなさが身に迫ります。そんな歳になったんですね。

さあ、早く帰ろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です