レインリリー 花言葉とは 裏腹に

Rain Lily is beautiful in appearance, and flower language is also romantic such as “pure love”, but it is poisonous grass. Be aware that not only Rain Lily, but also beautiful flowers are occasionally poisonous grass contrary to their appearances.

綺麗な花ですね。レインリリーとは言いましたが、同じ仲間のタマスダレなんかも合わせてレインリリーということがあるので、こちらは特にゼフィランサスとも言います。

花言葉が、「清純な愛」とか「汚れなき愛」とか可憐で清い表現の言葉が多いですが、花も葉も全体にリコリンという有毒成分を持っています。もっと広い括りでは彼岸花の仲間で、彼岸花もそうですが、この仲間は有毒な花が多いですね。

「綺麗な薔薇には棘がある」とは花だけでなく、比喩的に美人には気をつけなさいよという警句としても使われますが、棘どころではありません。ごく身近なチュリップやスウィートピー、アネモネからアジサイ、ほとんどの花には毒があると言っても過言ではありません。

昔「トリカブト事件」というトリカブトを使った保険金詐欺に絡む殺人事件がありましたが、このトリカブトのように人を死に至らしめる毒を持つ花もあります。シュロソウなんかはアレクサンダー大王暗殺に使われたということで、歴史的にも有名な毒草です。

高山植物の中には触れただけで発疹が起こるような植物もあるから、綺麗からと言って安易に触れないことですね。

こんな事を思うと、私達が今食材にしている植物はもう何千年もかけて選り分けてきた植物で、その過程には多くの犠牲者があったことは容易に考えられることですね。ワサビやショウガ、ゴーヤーなんかは最初恐る恐る食べたんでしょう。有り難いことです。

また、これらの毒が逆に薬剤にも多く使われていることも付け加えとかねばなりません。