Today is Japan’s National Foundation Day. There are various controversies about this day, but I think that we had better consider it more generously.
“A long time ago, people gathered in this land, eventually a country called Japan was made. May you be a peaceful and prosperous country from now on as well.”
今日は「建国記念の日」です。この「の」は大切です。
明治憲法下で「紀元節」と定められたものを、敗戦で削除され、再び復活したのですが、「紀元節」ではだめ、「建国記念日」にしようと当時の自由民主党が提案したのですが、これでは日が特定され、建国神話が押し付けられるという反対があって、「建国記念日」を「建国記念の日]にすることによって、「建国されたという事象そのものを記念する日」とも解釈できるようにして、当時の社会党とも折り合いが付き制定されたとう経緯があります。
まあ私見ではどっちでもいいと考えるんですが、国事となるとそういうわけにもいかんのでしょう。
上の俳句にも「紀元節」と詠いましたが、「紀元節」でもいいと思うんです。ややこしいことを言うと、国が休日とする法定休日を「祝祭日」といいますが、「祝日」と「祭日」をあわせた言葉で、「建国記念の日」は歴史的出来事に由来するから「祝日」、例えば「こどもの日」は国民の慣習に由来するから祭日なんですね。
「紀元節]は天皇家のまつりごとの日の「四大節」の一つであるので、天皇と強く結びつくというので当時のGHQによって排除されたわけです。
言葉の定義も大切ですから、「紀元節]を「建国記念の日」にしてもいいのですが、我々にとってはどうでもいいことで、結局、「紀元節」も「建国記念日」も「建国記念の日」も一緒です。
実際にもまぜこじゃで使われていますよね。