A golden honeysuckle is blooming as I am walking along the mountain path. I immediately remembered the song “Suikazura”. This song that sang women’s loneliness and sadness is strongly connected with the image of flowers in my mind.
山道を歩いていると白い花と黄色い花が混ざったスイカズラが咲いていました。スイカズラの名の由来は「吸い葛」で、花を口にくわえると甘い蜜が出てきます。砂糖がなかった日本では甘味料にも使われたくらいですからかなり甘いわけです。
常緑の蔓性植物で、この常緑であることから「忍冬」(ニンドウ)の当て字ができました。忍冬は薬草としても昔からよく利用され、抗菌作用や解熱作用があり、忍冬茶としても利用されています。
また、花が春は白、そして夏になると黄色になることから「金銀花」とも呼ばれています。
「忍冬」は文字のイメージから、愛に耐え忍ぶ古風な女性になぞらえられ、歌にもなっていて、角川博や麻生詩織も歌っていますが、1985年に放映された連続ドラマ「しのぶ」の主題歌を歌った因幡晃の『忍冬(スイカズラ)』がよく知られていて今でも歌う人がいます。
https://youtu.be/h87h5MDFXZ0