夕照を 受けて色増す 凌霄花(のうぜんか)


Nouzenkazura flowers are more vibrant than ever before with a sunset. From now on, they continue to bloom all over the summer.
「W杯、日本は初の8強ならず 強豪ベルギーに2―3で逆転負け 」。今朝起きて最初に飛び込んできたのがこのニュースだ。仕方ないか。決勝リーグにかろうじて進出できたのだから。率直な感想だ。ほかのスポーツもそうだが、日本人は技量は優れていても、どうも体力が追い付かない。結構体格もよくなって、見かけはそれほど見劣りもしなくなったが、どこか底力が不足している。体力なのか気力なのか。多分両方なのだろう。外国選手を見ていると筋肉の付き方がまるで違うし、ここ一番という時の闘争心が今一つだ。生まれた環境、育った環境がやはり影響する気がする。
さて、今日の凌霄花。正式にはノウゼンカズラだが、これも字数からどうも俳句にしにくい。だからノウゼンカに留めて、カタカナではピンと来ないから漢字を充てたような気がする。と思ったんだが、ウィキペディアで調べたら、凌霄花は漢名で、「霄(そら)を凌ぐ花」の意、高いところに攀じ登ることによる命名という。それに、蔓性の植物だから、カズラを付けたのだろう。r蔓性の植物はともかく生命力がある。このノウゼンカズラもこれから先、夏中咲いている。といっても、一つ一つの花は比較的短命で、次から次と咲くからずっと咲いているように錯覚する。可憐なという感じはしないが、夏にふさわしい、色鮮やかな花で好きな花の一つだ。