白鷺と 川瀬に映る 紅葉かな

While walking in the river nearby in the evening, one egret is still standing in the shallows. Sunset and autumn leaves are swaying on the river. It is like seeing a picture.

最近はカメラを持ち歩くことがすっかりなくなりました。ほとんどお蔵入りです。スマホに内蔵されているカメラの性能がとても良く、持ち歩くのにも便利なことから、この程度で満足できることがほとんどだからです。

でも時々もっと機能がよければということもあります。

ズーム機能ありとはうたっていますが、スマホのズーム機能は、本来の光学機能によるものではなく、映像の拡大機能を利用した似非ズーム機能です。拡大すればかなり画質が落ちます。

今回撮った白鷺もその拡大機能で撮り、さらにPhotoshopで切り取ったものですから、画質が落ちて、期待通りではありません。それにしても、昔のいわゆる使い捨てカメラに比べたら格段に優れています。

俳句を始めたのもスマホを持ち始めてからで、気に留まった風景や花などを写真に撮り、それを俳句に歌う、その一連のことをスマホで直ちにできるし、記録できる。今までなら、思い浮かんだ俳句も記録道具がなければその場限りだし、映像も残せない。家に帰っても俳句は思い出せないし、もちろん映像は頭の中に残っているだけ。

芭蕉翁がスマホを持っていたらどんなだろうと想像したら愉快になります。