飽きもせず 今日の紅葉の 美しき

Today I also found a beautiful autumn leaves. What should I compare with the beauty of this autumn leaves? This exquisite color scheme is not a work that can be done to humans. Ican only think of God’s work.

今年も残すところあと僅か。雪がちらつき始めてもおかしくない季節になりましたが、最近の気候変動で、いまだの気温20度を超える日があります。

さすがに木々の落葉は進んでいますが、まだまだ美しい紅葉風景に出くわします。今日に一枚もそうです。赤い葉に混じって、新春を思わせる若葉かと思える葉も混じって、絶妙の配色です。もう大概の紅葉風景は見てきましたが、またまたハッと箚せられます。写真でも撮りきれない美しさです。

街中ではジングルベルがなり、忘年会の幟がはためいていますが、もうすぐ正月だという気もしません。

昔のように季節感がはっきりせず、歳のせいもあってか、多少混乱しています。

見納めの 紅葉も最後 白川郷

Gassho-zukuri-concentrated areas on Shirakawago and Gokayama located in Gifu Pref. are covered with colorful autumn leaves in this time. Soon, however, the entire village will be covered with snow and will become a world like Suibokuga.

今は便利になって、東海北陸自動車道を辿れば大阪から5時間足らずでここ白川郷五箇山に行けるようになりました。それまではおよそ8時間、随分便利になったものです。

何度か訪れたことはありますが、訪れるたびに人出も増し、前回は高山から宿を求めてここに来ましたが、宿舎は満杯。諦めて、深夜帰宅したことがあります。

いつだったか、富山の友人を訪ねるため、深夜、まだ高速道がなかったので、真っ暗闇の一般国道を辿ったことがありますが、峠を越えると明かりがまるでホタルのように点滅し、近づくに従って夜目にも青白い集落が開けています。地図を見ると白川郷。その光景は今でもはっきり脳裏に浮かぶほど神秘的なものでした。

合掌造りが深い雪の中の生活のために作り出されたので、白川郷と言えば雪に埋もれた合掌造りが定番ですが、春夏秋冬いつ訪れても、季節季節の景色、風物があり、飽きることはありません。

今は晩秋。もう1週間もすれば木々の葉もすっかり落ちて、たちまちの内に銀世界に変わります。

一度正月をここで過ごしたい。そんな思いでここを後にしました。