朝の道 山茶花見れば 雪混じり

A rare sasanqua flower is blooming beside the path of the morning walk. It looks like a petal with mixed snow.

高齢者の方で高脂血症の薬を飲んでいる方は注意してください。

もう何ヶ月ぶりでしょう。それまで毎朝歩いていた5㎞の散歩道を今朝歩きました。それも恐る恐るです。以前ほどのスピードでは歩けませんでしたが、なんとか歩けてホッとしています。

というのも、今年1月、狭心症疑いで検査入院。心臓カテーテル検査まで受けましたが、幸いにも特に異常なしで安心したのですが、高脂血症を抑える薬を処方され、その薬の「稀に出る」副作用、筋肉融解症の症状が出たのです。

40日分の薬を処方されたのですが、飲むごとに脱力感が増し、近くの1㎞ほどの所にあるスーパーにも歩いて行けなくなりました。それまでは近くの300mほどの高さの山に毎週のように登っていたのが嘘のような状態です。さっそく掛かり付けの医者に相談したら、直ぐ止めるように言われ、食事療法だけに専念しました。

薬の名は「アトルバスタチン」。コレステロール値や高脂肪値は劇的な効果を発揮し、その20日間ですべて標準値内に下がりました。

どんな薬にも副作用があり、注意書きされていますが、今までそんな副作用に見舞われたこともなかったので、今回も気に止めませんでした。薬を止めてからも1ヶ月に1回医院に通い、血液検査をしていますが、高脂血症はもとに戻り、行きつ戻りつの状態です。

スタチン系とは別の薬に変えることも提案されましたが、高脂血症を抑える薬には、スタチン系に限らず必ず「筋肉融解症」の副作用があります。食事改善に取組むということで断っています。

高齢者になると高脂血症の方が多いと聞きますが、注意してください。高齢者で歩行困難になっている方をよく見受けますが、こんなことが原因になっているのではないかと危惧します。