紅白に 替えて言祝ぐ 冬至餅

In Japan, we have a habit to take a bath with a citron bath on the day of winter solstice. It is said that it does not catch a cold when entering Yuzu.

昨日12月22日は冬至でした。大阪の日の出は7:01、日の入りは16:51。昼の長さが9時間50分、夜の長さが13時間10分です。ちなみに夏至の日の昼の長さはおよそ14時間30分ですから冬至とでは昼夜の時間の長さが逆転するわけです。

世界には昔はこの冬至の日を1年の始まりにした地域もありました。

12月25日のクリスマスもキリスト生誕の日として祝われると思われていますが、実はそうではなくキリスト生誕を記念する日であって、必ずしも生誕日ではありません。

12月25日をクリスマスとしたのも、この冬至の日を1年の始まりとしたヨーロッパ地域の習慣から由来するものだといわれています。

ヨーロッパにしろインカにしろ世界のほとんどの地域でも、やはりこの冬至は特別な意味があって、太陽が1年でいちばん弱くなる日で、この日を境にして活力を盛り返す、さあこれからは我々も農耕作物の準備に取り掛からねばと決意を新たにする日でもあったのです。

日本でも昔からこの日を寿ぐ様々な習慣があって、今でもその伝統が受け継がれています。柚子湯につかり無病息災を願うのもその一つです。冬至餅と言ってお餅に柚子餡を巻いて食べるところもあります。

今日から昼の長さがだんだん長くなると思うとそれだけで気分が晴れてきます。