Nakanoshima Park is right in the middle of the office district in Osaka. The rose of the park is full of flowers now. During the daytime, many people gather for a rest.
全国のバラ園が賑わっているそうです。ウメ、サクラ、ツツジ、バラとその季節を代表する花がバトンタッチされています。伝統と規模から選ばれたのでしょうが、今ではこれ以外の花々が大規模に植栽され、花リレーもこれからどうなるかわかりません。
今日は大阪のど真ん中、オフィス街を完了する大川に浮かぶ中之島の公園に咲くバラを写しました。
大川は旧淀川と言って、京都から南西にほぼ直線的に流れてきた淀川が大阪市の毛馬で大きく南に蛇行、しばらく南に流れて、天満あたりでまた南西方向に流れるのですが、昔から商都大阪を支える水運の要でした。
天満あたりでこの中ノ島で二股に分かれ、北側は堂島川、南側は土佐堀川と呼び、両岸には全国から集まる米の売買が行われ、大きな蔵が並び立ち、「大阪は天下の台所」になったわけです。その過程で生まれたのが「米相場」で、世界で初めて「相場」という概念が流通過程で誕生しました。
中之島は東西約3キロ、そこから先はまた合流して、今度は安治川と呼びます。
ちなみに京都から直線的に慣れてきた川はそのまま直流するように掘削され、今ではこちらの方を淀川と呼びます。
中之島は夕方ともなれば仕事を終えた多くの人たちが憩い、恋人たちが肩を寄せ合う場にもなっています。