台風も それて黄金の 稲穂かな

As the typhoon that was afraid passed far away, we are relieved. The growed rice is shining golden in the midsummer sun. We am excited just to prepare for rice harvesting.

大阪泉州名物水茄子の収穫が今真っ盛りです。そこに台風10号。昨年の台風21号と同じ進路を辿っています。

21号台風では、近くの水茄子農家もビニルハウスが倒れ、収穫前の水茄子が全滅、甚大な被害にあいました。

今回は昨年と違って、最悪の場合は敢えてビニルをところどころ裂いて風通しを良くし、ハウスの倒壊だけは防ぐ作戦だそうでした。全滅するよりはと僅かの希望を託したわけです。

そうして今回の台風に備えたわけですが、有り難いことにほとんど台風の影響を受けることもなく、胸をなでおろしたという次第。

これが農業の厳しさです。イネやそのほかの農作物も丹精込めて実りを迎えても、一瞬にして苦労は水の泡。昔からの繰り返しです。

近くでこの様子を見て、私たちが普段何気なしに食べている食物の有り難さをしみじみ感じたわけです。

鉄砲百合 ピースピースと 叫んでる

Today is the anniversary of end of war. When I’m taking a walk in the morning, the flowers of Teppou-yuri, Easter lily, is blooming in the planting by the roadside.  It seems that I can hear the voice screaming “Peace, Peace” from flowers shaped like a loudspeaker.

いつまで終戦記念日だという声もあります。しかしこの日は大切です。

「のど元過ぎれば熱さを忘れる」という諺がある通り、人はどんな苦しいこと悲しいことでも忘れてしまうものです。1914年に起こった第一次世界大戦の後も、過去のどんな戦争よりも多くの犠牲者を出し、次に戦争が起こったら人類は滅んでしまう、二度と戦争を起こしてはならないと多くの人が心に誓ったはずなのに、その言った舌の乾かないうちの25年後には第二次世界大戦を起こし、第一次世界大戦を遥かに凌ぐ犠牲者を出しました。

今でもそうです。第二次世界大戦が終わってから今日、中小の戦争が絶えたことがありません。大国間でも、冷戦が終わって後、新しい国際秩序のもと、いつ何時世界大戦が起こるかわからないような緊張が続いています。

日本の現状を見ても、憲法第9条解釈なんかも、ひねくり返して国情に合わせようとしていますし、確実に軍備を拡大しています。沖縄の基地問題も世界戦略の観点から語られると説得力を持つのが現状です。

そうした日本を含めた世界の趨勢を少しでも食い止めるために終戦記念日の意味があります。来年で戦後4分の3世紀。『世界平和記念日』と名を改めて不戦を誓ってもいいように思います。 

終戦に 思いは巡る ブーゲンビリア

Bougainvillea flowers are now blooming throughout Japan.  Every time we see this flower, we can’t help but remember the heroes scattered in the South Pacific. Please pray not to repeat this tragedy again.

超大型台風10号が接近しているというのに、外はカンカン照り。普段に比べて少し波が立っているのかなと思える海浜公園を歩いているとブーゲンビリアが目に留まりました。ハイビスカスやブーゲンビリアも身近に見られるようになりましたが、やはり熱帯の花という印象が強いです。

この花を見ると沖縄やハワイを思い起こすと同時に、明日は終戦記念日、つい戦争のことを思い出し、南太平洋に散った英霊のことを考えます。

ソロモン、ミッドウェー、ガダルカナル、南太平洋に浮かぶこうした島々で行われた海戦にどれほどの意味があったのか。最後には補給路も経たれ、ジャングルの奥深くで多くの兵隊が餓死しました。無謀としか言いようのない戦争であったわけです。

山本五十六が戦死したのはやはりこの南太平洋の小さな島、ブーゲンビル島。その島の名の由来を尋ねると、フランス人探検家ブーガンヴィルから命名されたとか。

そして今日の花、ブーゲンビリアも、このブーゲンヴィルがブラジルで見つけて命名したそうですから、ブーゲンビル島にブーゲンビリアが咲いているのかどうか、咲いていてほしいと思うし、この花を見るたびに毎年こんなことを思い出すわけです。

 

風鈴が 鳴る度訪ねる 仏達

In Japan, from today,August 13th, to 15th, there is the traditional event where we welcom the spirits of the ancestors and exchanged, saying Obon. We entertain them and ask for our future safety and prosperity.

今日8月13日はお盆始め。玄関で火打石を打ってご先祖様をお迎えします。仏壇の左右に提灯を立て、ご仏前には蓮の葉っぱに鬼灯(ほおずき)、苧殻(おがら、麻の茎を乾燥させたもの。迎え火、送り火に焚く)、落雁(関西では、「はくせんこ」といって、コメの子で作った干菓子)、その他スイカ、ブドウ、ナスビ、水菓子と季節のものをお供えします。

お盆のお飾りは仏教宗派によっても、また地方によっても様々で、民俗学的にもおもしろい伝統が残っています。しかし今は、特に都会生活者にはほとんど無縁な行事になっています。仏壇を置こうにもそのスペースはなく、車のスペースの方が大切で、普段の生活の中で宗教との関わりはせいぜいお墓参りや、お寺巡り、里帰りくらいにしかありません。

お仏前には毎日食膳をお供えし、お坊さんを迎えてお祈りし、15日になると、苧殻を焚いて仏さまをお送りします。仏前にお供えした品々を船形に積み、近くの川に行って流します。これとて今は、川を汚染するから禁止され、せいぜい灯篭流し程度が残っているくらいです。

子供たちにとっては、お供物のお裾分けが楽しみで、その日だけを待ち焦がれます。

関西では、15日には奈良の高円山の大文字送り火、16日には京都五山の送り火が有名で、これで今年のお盆は終わります。ただ、お盆の余韻として各地で盆踊りが開催され、夏の最期を彩ります。

風鈴が涼やかになり、線香の香りが漂い、線香花火が最後の花火を散らし、団扇を片手に男女が打ちとけあい、日本の夏はこうして更けていきます。

https://youtu.be/ghr0aKtDhM4

朝顔が やはり落ち着く 里の朝

Colorful flowers are blooming in the summer field.  Every flower is beautiful and fascinating.  However, the morning glory that bloomed in the garden is not only beautiful but also very relieved.

お盆を迎えいよいよ夏もピークを迎えようとしています。野に山にそして海や川は人が溢れています。街の車は少ないですが、一歩高速道に入るといたるところで渋滞。土曜日辺りから今日にかけてはお盆の里帰りで車もピークです。

ちょっと心配なのもまだ日本のはるか南にある台風10号の動きです。停滞していたためにやや勢力は衰えていますが、今日あたりから動き始め、日本に近づくほど海水温が高いのでエネルギを補給し、また勢力を盛り返します。暴風圏が大きい大型台風なので、お盆帰り辺りに長い時間をかけて日本列島を舐め尽くしそうです。今日も気温は高いですが、北の高気圧のせいで湿度が低く、それほど暑さも感じません。

朝咲いた朝顔がいっそうすがすがしさを感じさせます。夏も花がいっぱいで飽きませんが、朝顔を見るとなんだかホッとします。ロート状のあっさりした花に単純な赤や紺の彩りが安心感を与えるのでしょう。竹の柵に巻き付いているからなおさらです。日本ならではの一服の絵です。

アブラゼミやクマゼミに混じって遠くから時折ヒグラシの鳴き声も聞こえてきます。過ぎ行く夏。なんとなく寂しさもよぎります。

忍冬(スイカズラ ) 歌とダブって 悲しいよ

A golden honeysuckle is blooming as I am walking along the mountain path. I immediately remembered the song “Suikazura”.  This song that sang women’s loneliness and sadness is strongly connected with the image of flowers in my mind.

山道を歩いていると白い花と黄色い花が混ざったスイカズラが咲いていました。スイカズラの名の由来は「吸い葛」で、花を口にくわえると甘い蜜が出てきます。砂糖がなかった日本では甘味料にも使われたくらいですからかなり甘いわけです。

常緑の蔓性植物で、この常緑であることから「忍冬」(ニンドウ)の当て字ができました。忍冬は薬草としても昔からよく利用され、抗菌作用や解熱作用があり、忍冬茶としても利用されています。

また、花が春は白、そして夏になると黄色になることから「金銀花」とも呼ばれています。

「忍冬」は文字のイメージから、愛に耐え忍ぶ古風な女性になぞらえられ、歌にもなっていて、角川博や麻生詩織も歌っていますが、1985年に放映された連続ドラマ「しのぶ」の主題歌を歌った因幡晃の『忍冬(スイカズラ)』がよく知られていて今でも歌う人がいます。

https://youtu.be/h87h5MDFXZ0

 

波音は 浜撫子の 子守唄

The summer sun is shining mercilessly. In such situations Hamanadeshiko are blooming in the sand pool beside the beach rocky. The voices of people bathing in the sea can be heard from a distance, but the sounds of the waves are in the rhythm. They sound like a lullaby for Hamanadeshiko.

夏の太陽が容赦なく照り付ける中、浜辺の岩陰の砂溜まりにハマナデシコが平気に咲いています。遠くからは海水浴の人たちの声が聞こえてきますが、打ち寄せる波音だけが聞こえます。まるでハマナデシコの昼寝を助ける子守唄のようです。

ナデシコは世界に300種ほどあり、日本固有のものには普通に見かけるカワラナデシコやこのハマナデシコ、他にシナノナデシコ、ヒメハマナデシコなどがあります。

日本の女子サッカーチームがナデシコジャパンと名付けられたように、ナデシコはしばしば子供や女性にたとえられます。古くは枕草子や源氏物語にも登場し、源氏物語の『常夏』もナデシコです。

その可憐さから世界中で愛され、カーネーションの原種もナデシコです。特に日本では江戸時代には広く庶民の生活の中にも浸透し、様々な品種が生まれました。ナデシコと言えば必ずJapaneseと頭に付くくらい日本固有のものと思われているくらいです。

 

浦上の 堂にこだます 蝉の声

On August 9, 1945 at 11:02 am, the atomic bomb exploded over Nagasaki. And more than 70,000 precious lives have disappeared. Since then, the number has continued to increase, reaching over 180,000. Never forget the tragedy of Hiroshima and Nagasaki. Call on the world not to repeat this tragedy again.

1945年8月9日午前11時2分、長崎上空で人類史上2発目の原子爆弾がさく裂しました。死者数7万人余、その後も原爆による死者数は増え続け、今では18万人余に達しています。ヒロシマとナガサキの悲劇を忘れず、二度とこの惨劇を繰り返さないよう世界に訴え続けるのが私たちの義務だと思います。

沖縄の 海に捧げむ 鎮魂花

August is the most important month in a year for Japan. 6th is the Hiroshima atomic bomb day. 9th is the Nagasaki atomic bomb day. 15th is the end of the war. The number of Japanese victims of World War II is about 3 million and about 4 percent of the total population. Accidentally, the 12th to 15th also is a celebration day to face the dead that is the traditional Bon Festival in Japn.

8月は歴史的にも1年の中で最も重要な月です。6日の広島原爆の日、9日の長崎原爆の日そして15日の終戦記念日。まことに痛ましい記念日です。

今次大戦における日本人の犠牲者数はおよそ300万人。大戦前の総人口がおよそ7000万人でしたから、その割合は4.3%に当たります。その内、広島原爆による犠牲者は少なくとも14万人、長崎原爆による犠牲者は少なくとも7万人、沖縄地上戦における犠牲者数は少なくとも20万人と言われています。ちなみに東京空襲における犠牲者数は少なくとも9万人と言われています。沖縄地上戦の犠牲者数がいかに多いかが分かるわけです。

今、辺野古湾埋め立て問題で沖縄と政府が対立していますが、ますます深刻化する国際状況の中で沖縄の基地問題は複雑です。しかし、少なくとももっともっと沖縄の人達の言うことに耳を傾け、少しでも負担軽減と沖縄発展に力添えをすることは日本人全体の義務だと思います。

一方、8月は、青森のねぶた祭、秋田の竿灯まつり、岐阜県の郡上踊り、徳島の阿波踊り、高知のよさこい祭りをはじめ、花火大会は目白押し。そして中心にあるのが盂蘭盆。終戦記念日と盂蘭盆の終日が15日というのも、なんとも不思議な縁がします。

お盆まで 咲いておくれよ ハケオモト

The official name of this flower is Haemansus. In Japanese name, it is called red eyebrow brush omoto. It is called because it resembles the brush used by geisha to make eyebrows. It is very similar to Higanbana, the cluster amaryllis, that blooms in autumn.

正式名はハエマンサス。アフリカ原産で冬生育型をアルビフロムス、夏生育型をムルティフロルスと言います。

写真はムルティフロルスで日本のヒガンバナに似ていますが、それもそのはずどちらもヒガンバナ科の花です。現地では「血の花」と呼ばれていますが、日本ではセンコウハナビ(線香花火)とも呼ばれます。線香花火は下に花火を散らしますが、これはどちらかと言えば打ち上げ花火型でちょっとちぐはぐです。アメリカではアメリカンフットボールとも呼ばれるそうで丸い球形からそう呼ぶのでしょう。

日本ではもう一つ別名があって、アカマユハケオモト(赤眉刷毛万年青)といい、白い花が咲くアルビフロムスの和名がマユハケオモト(眉刷毛万年青)で、芸子が眉を整える刷毛によく似ていることから付いた名で、その赤いバージョンが写真のアカマユハケオモト(赤眉刷毛万年青)というわけです。頭がこんがらがえっちゃいますね。

普通は園芸種でこうして野生で見かけることは珍しいですが、初めから野生であったわけではなく、誰かが捨てたか植えて花を咲かせたんでしょうね。最近は国際化も進んだせいか、こうして園芸種とかペットとして持ち込まれたものが野生化するということがよくあります。良いのか悪いのか、難しい問題です。