白水仙 自作自演の ホワイトデー

I ate chocolate ice on Valentine’s Day. Today is White Day. I got a white narcissus. It is a gift from God who pitied me.

「コロナ恐慌」と呼ばれる株価の大暴落である。日経平均株価が3万8915円の史上最高値を付けた1989年(平成元年)の大納会から30年。元号が改まった令和元年の2019年は、2万3656円(30日終値)で1年の取引を終えた日経平均はバブル崩壊、リーマン・ショックを乗り越え、ピークの6割の水準まで回復したが、ここにきて一気に1万7000円割れ、このままいけば、最悪の事態も想定しておく必要があるのかもしれない。例えば、1929年の世界大恐慌や日本を襲った昭和恐慌に匹敵するような景気後退が起こらないとも限らない事態である。

今から丁度100年前の1920年3月15日、日本は「戦後大恐慌」に見舞われた。この時は株価が1/2から1/3になったといわれている。第一次世界大戦による特需景気の反動だったわけで、これは日本一国。アメリカは史上最高の景気に沸いていた。

世界規模の大恐慌は、1929年の「ウォール街大暴落」、1987年の「ブラックマンデー」、2008年のサブプライムローンに端を発した「リーマン・ショック」と歴史を重ねてきたが、今回の「コロナ恐慌」はそれらを上回る大恐慌に発展しかねない様相を呈している。

そうならないように、自覚を新たににして、我々は対処しなければならない。