On September 13th, the day of the full moon, in Japan, people decorate with Susuki, silver grasses, and offer Tsukimi-dango, rice dumplings, to the moon. It is said that silver grass can house a Shinto God, and acts as a charm against evil. People offer the rice dumplings in appreciation for the harvest of grains.
昨日(9月13日)は中秋の名月。無事迎えることができて幸いです。
千葉で停電で困っておられる方がまだ18万世帯あることを思えば気も引けますが、まず感謝です。
満月は毎月毎月あるわけで、この9月13日が『中秋の名月』と謳われ、ことさら皆が注目するのは、まず伝統的行事になっているからでしょう。テレビでは報じられ、ウェブサイトでは取り上げられ、自然に関心を持たざるを得ません。
しかし、伝統行事になるにはそれなりの理由があるからでしょう。この9月の季節が、暑い夏を潜り抜け、秋の気配を感じるほっとする時期であること。お米の収穫の時期であること。その五穀豊穣を感謝し、祭りで祝うこと。空気が澄み、満月が一番きれいに見えること。などなど。この先にある冬を意識して、一番くつろげる時期であることが一番です。
最近はあまり月見もしたことがなかったので、久々に外に出たら、薄雲はかかっているけれどもくっきりと満月がその薄雲を漂っています。遠くから祭囃子の練習でしょう、聞こえてきます。池の周りに差し掛かると、突然ウシガエルが「ぐおーん」と鳴くのでびっくりしました。