身悶えて 源氏を綴る 実むらさき

The name of the flower is Murasakishikibu.  Murasakishikibu is also the name of a famous Japanese female artist.  She is famous as the writer of the world ’s longest novel “The Tale of Genji”.  She continued to work as a writer while serving the court about a thousand years ago, leaving novels, diaries, and collections of tanka poems.

この植物の名がなぜ『ムラサキシキブ』なのか疑問に思っていましたが、もともと『ムラサキシキミ』と呼ばれていたものがいつの間にか『ムラサキシキブ』と呼ぶようになったそうです。「シキミ」とは実が重なるという意味だそうです。
『ムラサキシキブ』といえば必ず紫式部を思い出すわけです。紫式部といえば『源氏物語』。世界の長編小説の中でもナンバー・ワンに長い小説です。一度は読み切りたいものだと挑戦しましたが、瀬戸内寂聴さんの文庫本で全10巻のうち5巻で挫折しました。負け惜しみにもなりませんが、読み飽きてしまったわけです。

光源氏を軸に当時の王朝に繰り広げられる恋愛模様、それにまつわる栄光と没落、政治的欲望と権力闘争が語られているわけですが、その底を流れるものは女性の悲しき運命です。

式部自身は若くして父親くらいの男性と結婚し、子供を一人もうけますが、結婚してわずか3年で夫を亡くします。才色兼備であったかどうかはわかりませんが、知的な女性ではあったのでしょう。いい寄る男性は数多く、中でも時の権力者、藤原道長にも熱心に口説かれたようです。『式部日記』にもそれに触れたことが記されていますが、結局はどうなったのか。他の資料から結局はお妾さんになったとも書かれていますが、真偽は不明です。

こうしたことから当時の王朝の様子には詳しかったわけで、このことが『源氏物語』の素材になったことは確かです。『源氏物語』は当時でも大評判で、式部自身も注目されたでしょうが、詳しい人物像は不明なままです。