色付いた 稲穂と案山子 彼岸花

The leading role of autumn has been all present. The golden ear of rice, the scarecrow that protects it from sparrows, the cluster amaryllis that makes the scenery stand out, and the arrival of full-fledged autumn. I am looking forward to what kind of pageant will be unroll.

垂れ下がってきた稲穂、それを雀から守る案山子、まあまあそんなに向きにならなくてもと宥める彼岸花、秋の主役が出そろいました。いよいよこ今年の秋も本番です。

去年の秋はどうだったか、一生懸命思い出そうとしますが、もうすっかり忘却の彼方。だから、同じ風景を飽きもせず眺められるのかもしれません。

「もしも一つの独創性を持っているなら、なによりもまずそれを引き出さなければならない。もし持っていないなら、なんとかしてその一つを手に入れなければならない」「燃えている火や野原の一本の木を描写するには、その火や木がほかのどんな火や木にも似ていないものになるまで、じっとその前に立っていなければならない。」―フロベールは愛弟子のモーパッサンにそう教え諭します。見慣れた日常性からは何も新しいものは生み出せない。何の変哲もないものにもまだ見いだせていないものがある。それを見出すことこそが創造というものだと。

今年の秋の風景から何か新しいものを見つけだしたいものです。