クマゼミの 声にも聞くや 京アニメ

The cry of Kumazemi is getting stronger. When I’m listening to the cry, I feel like hear the sad cry of people who died in the arson incident that happened in Kyoto the other day.

クマゼミの勢いが増してきました。梅雨明けです。

それにしても先日の京都で起こった放火による殺人事件は痛ましいことです。多くの人たちに夢と希望を与えるアニメーションの制作に没頭している最中の出来事です。何が何だかわからないまま火災から逃れようと屋上に向かったに違いありません。逃れ切れぬまま亡くなった時の苦しさを想像するだけでも震えがきます。

今放送中のNHKの朝ドラを見ているので、制作現場の様子がリアルに思い出されるのでなおさらです。34人もの方々が亡くなったなんてあまりにも悲惨です。

自分の不満をぶつけるためにこれだけ多くの犠牲者を出していいんでしょうか。自分が死にたいから、誰かを恨んでいるからといって、そのために何の関わりもない人を巻き添えにする事件が最近多すぎます。

社会の病理と言ったらそれまでですが、どうしたらこういう事件をなくせるんでしょうか。幼児虐待、いじめ、経済格差、その根は深いものがあります。

参院選挙も終わり、万歳万歳の映像が流れる中、社会の片隅で臍を噛んでいる人たちにもっともっと救いの手を差し伸べることのできる社会に一日も早くなってほしいものです。