沖縄の 海に捧げむ 鎮魂花

August is the most important month in a year for Japan. 6th is the Hiroshima atomic bomb day. 9th is the Nagasaki atomic bomb day. 15th is the end of the war. The number of Japanese victims of World War II is about 3 million and about 4 percent of the total population. Accidentally, the 12th to 15th also is a celebration day to face the dead that is the traditional Bon Festival in Japn.

8月は歴史的にも1年の中で最も重要な月です。6日の広島原爆の日、9日の長崎原爆の日そして15日の終戦記念日。まことに痛ましい記念日です。

今次大戦における日本人の犠牲者数はおよそ300万人。大戦前の総人口がおよそ7000万人でしたから、その割合は4.3%に当たります。その内、広島原爆による犠牲者は少なくとも14万人、長崎原爆による犠牲者は少なくとも7万人、沖縄地上戦における犠牲者数は少なくとも20万人と言われています。ちなみに東京空襲における犠牲者数は少なくとも9万人と言われています。沖縄地上戦の犠牲者数がいかに多いかが分かるわけです。

今、辺野古湾埋め立て問題で沖縄と政府が対立していますが、ますます深刻化する国際状況の中で沖縄の基地問題は複雑です。しかし、少なくとももっともっと沖縄の人達の言うことに耳を傾け、少しでも負担軽減と沖縄発展に力添えをすることは日本人全体の義務だと思います。

一方、8月は、青森のねぶた祭、秋田の竿灯まつり、岐阜県の郡上踊り、徳島の阿波踊り、高知のよさこい祭りをはじめ、花火大会は目白押し。そして中心にあるのが盂蘭盆。終戦記念日と盂蘭盆の終日が15日というのも、なんとも不思議な縁がします。