終戦に 思いは巡る ブーゲンビリア

Bougainvillea flowers are now blooming throughout Japan.  Every time we see this flower, we can’t help but remember the heroes scattered in the South Pacific. Please pray not to repeat this tragedy again.

超大型台風10号が接近しているというのに、外はカンカン照り。普段に比べて少し波が立っているのかなと思える海浜公園を歩いているとブーゲンビリアが目に留まりました。ハイビスカスやブーゲンビリアも身近に見られるようになりましたが、やはり熱帯の花という印象が強いです。

この花を見ると沖縄やハワイを思い起こすと同時に、明日は終戦記念日、つい戦争のことを思い出し、南太平洋に散った英霊のことを考えます。

ソロモン、ミッドウェー、ガダルカナル、南太平洋に浮かぶこうした島々で行われた海戦にどれほどの意味があったのか。最後には補給路も経たれ、ジャングルの奥深くで多くの兵隊が餓死しました。無謀としか言いようのない戦争であったわけです。

山本五十六が戦死したのはやはりこの南太平洋の小さな島、ブーゲンビル島。その島の名の由来を尋ねると、フランス人探検家ブーガンヴィルから命名されたとか。

そして今日の花、ブーゲンビリアも、このブーゲンヴィルがブラジルで見つけて命名したそうですから、ブーゲンビル島にブーゲンビリアが咲いているのかどうか、咲いていてほしいと思うし、この花を見るたびに毎年こんなことを思い出すわけです。