紫陽花と 川面に映る 柳かな

Hydrangea flowers are blooming along the street canal. Fresh green willows are reflected on the river surface, and they are swaying in a cool wind.

時々雨も降りますが、爽やかなお天気が続いています。ウメの実も、ジャガイモも収穫を終える時期になりました。

街中の花壇の紫陽花はほぼ満開。近くの公園にある「あじさい園」は、少し山手にあるせいかやっと開花し始めたばかりです。

このままこのお天気が続いてくれれば有り難いことですが、そういうわけにはいきません。梅雨が来て雨をどっさり降らせてもらわなければ困りますし、暑い暑い夏も来てもらわなければなりません。

最近とみに増えてきた「異常気象」もたまたま起こった異常なのか、深刻な原因によるものなのか、なかなか見極めが難しいですが、深刻な原因によるものの気がして心配です。

「老後2千万円」問題も深刻です。黒いフェルトの帽子を目深にかぶり、いなせな恰好で颯爽と歩く麻生財務兼金融の舌足らず大臣の浅読み発言に端を発した今回の「老後2千万円」問題は、深刻さがいっそう増し、身近に迫りつつあることを再認識しただけで、早くから心配になっていたことです。

4,5年前の「流行語大賞」にノミネートされて話題を呼んだ「下流老人」がまたスポットライトを当てられた感じですね。

国会論戦を見ていても、与党はふにゃりふにゃり、言いつくろいに終始し、野党は例によって威勢はいいものの、何といってもあの小党分立ぶりでは、与党をぎゃふんと言わせるだけの実力がない。

やっとの思いで木戸銭を払って天井桟敷で見ている「下流老人」ももう溜息しか出ません。