花嫁が カサブランカに 託す夢

Casablanca is often called the Queen of Lilies.  It is also often used for bouquets that the bride has in hand.  It originates from Casablanca in Morocco.  “Casa” means white, “blanca” means home. It is perfect for the image of flowers full of exoticism.

カサブランカはユリの女王と言われます。花嫁のブーケには最もよく使われ、純白の甘い香りがするユリです。

もとは日本の鹿児島県トカラ列島に自生していたタモトユリを、オランダの育種会社が改良して売りに出され、瞬く間に世界に広まりました。1993年には、世界で最も権威のあるイギリスの王立園芸協会からガーデン・メリット賞を受賞しました。

名前の由来は明確なものはありませんが、おそらく映画『カサブランカ』に誘発されたものと思われます。1941年、地中海に面したフランス領モロッコのカサブランカを舞台にした映画です。

ハンフリー・ボガード、イングリッド・バーグマンが主演し、アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞の3部門で受賞しました。リック(ハンフリー・ボガード)がイルザ(イングリッド・バーグマン)に向けた言葉「君の瞳に乾杯!」は当時一世を風靡し、日本などでも戦後上映されて、はやり言葉になりました。

カサブランカの「Casa」は白いという意味で、「blanca」は家という意味で、紺碧に地中海に白い家々が並ぶイメージは、ユリの花、カサブランカとオーバー・ラップします。

ちなみに、トカラ列島のタモトユリは乱獲のせいで絶滅しました。悲しいことです。